開かれた校長室だより（５月号）

　慌ただしく４月が過ぎ去り５月の連休に入りました。中学・高校ともにクラブ活動は新入部員を加え本格的に活動が 始まっており、連休返上で春季大会や練習試合などに参加しています。ご指導いただいている顧問の先生方に感謝申し 上げたいと思います。
　さて、３つの事柄で教育問題を語る企画ですが、第２弾は「忘れてはいけない３つの言葉」です。 今年度の本校重点目標の１つに「挨拶励行」を挙げていますが、日頃の挨拶、言葉掛けで随分人間関係がスムーズにな るのではないでしょうか。私の大切にしたい３つの言葉は「おはよう」（朝の挨拶）・「ありがとう」（感謝の気持ち） ・「すみません」（謝罪の気持ち）です。
　本校では連休前から先生方と風紀常任委員の生徒たちで「早朝校門指導」を行ってくれています。私もたまに一緒に 立って「おはよう」と生徒に呼びかけますが、元気な声で「おはよう」と返ってくると１日がさわやかになります。同 じ時間帯に校務員さんが玄関先の落ち葉を掃いてくれていますが、「いつもきれいにしていただいてありがとうござい ます」とお声かけすると、「どういたしまして」と笑顔を返してくれます。身だしなみ指導も兼ねていますから「ボタ ンを上まで留めなさい」「ネクタイを忘れてきたのかい」と話しかけると、「すみません、今度からきっちりしてきま す」と返事が返ってきます。なんて素直な生徒なんでしょう。いつも生徒としっかり言葉を交わし、明るく規律ある学 校にしていきたいと思います。