修学旅行

「平和」
それは世界の目指すべき在り方です。
現在の日本では当たり前のことですが、約７０年前には戦争によってその平和は奪われ
ていました。
ここ沖縄でも多くの尊い命が犠牲となり、たくさんの笑顔が失われました。
このような戦争は、今もなお世界中で行われています。そこでは、私たちと同年代の子
どもたちも銃やナイフを握り、お互いの命を危険にさらしています。

私たちは決してこのような戦争を「ただの出来事」という形でとらえてはいけません。
戦争とはある人、ある国が自分たちなりの「平和」を求めておこるものです。
よりよい場所を手に入れるために。
よりよい場所を守るために。

「平和」の価値観とは誰しも違っているもので、全世界共通のものではありません。
しかし誰もがもっているものでもあります。
「平和」の価値観の違いだけで戦争というものが起こります。
では「平和」とは一体何なのでしょうか？
それは幸せを感じられることだと思います。
幸せを感じる場面は人によって違います。
ある人は、笑いあった時に幸せを感じ、ある人は戦争に勝った時に幸せを感じるかもし
れません。
しかし、勝った国も負けた国も戦争によって傷つき、おおくの人が悲しみます。
戦争をなくし、世界中の人々が幸せになる時、世界は本当に平和になるでしょう。
平和だから未来を語ることができるのです。
好きなことをすること。
食べたいものをお腹いっぱい食べること。
未来を語ること。
それらができるのは平和だからこそです。
平和というのは素晴らしいものです。

私たちがこれからしなければいけないこと、それは戦争の恐ろしさを、平和のすばらし
さを次の世代に語り継いでいくことです。
そして生まれてくる子ども達の未来の為にも、戦争をなくし、日本だけでなく世界中で
「平和」が当たり前になることを私たちは望みます。
　　　平成２７年１２月１１日　　　　　　和歌山県立橋本高等学校　　２年生

・Ａ組	戦争を体験したことがない私たちのように、このありふれたような平和が、これから一生世界で続いてほしい。
・Ｂ組	戦後７０年、先人たちが築いてくれた平和を受け継ぐのは自分たちだ。７０年前の戦争を自分たちも忘れてはならない。
・Ｃ組	争いが生む憎しみが世界を包むとき、人間はどうなるのだろう。どうか世界が平和という光で満たされるように。
・Ｄ組	平和を願い笑顔になろう。笑顔になれば愛が溢れる。世界を回す笑顔を絶やすな。もう間違いは繰り返さない。
・Ｅ組	全てを奪う恐怖の戦争この手が取るべきは殺戮兵器などではない大切な人と幸せな未来を築くための手を取ろう。