平和集会
平和集会式次第
 


    1.初めの挨拶
    2.平和宣言
    3.平和を願う50字メッセージ朗読
    4.千羽鶴献呈
    5.黙祷
    6.終わりの挨拶

初めの挨拶



   修学旅行の前に私達は、ロングホームルームの時間を使って沖縄戦の
  ことを勉強したり、平和を願う50字メッセージを考え、千羽鶴を折っ
  たりしました。そして、今日は戦争の跡を見学します。これらの体験を
  通じて、戦争や平和について今まで以上に理解し、これからの平和につ
  いて考えてもらいたいと思います


平和宣言



   戦争のない今の日本に生まれた私達は、普段、「平和」という言葉を
  意識したことがあるでしょうか。実際に戦争を経験したことのない多く
  の日本人が、「今日」という日が来ることを「当たり前」だと思ってい
  るでしょう。
   しかし、現実には今も世界のどこかでは戦争が絶えず続き、無差別に
  尊い命が奪われています。
   隣国の北朝鮮では核実験が行なわれ、実際にミサイルが発射されまし
  た。このようなことが続く世界で良いのでしょうか。
   今年、就任したアメリカのオバマ大統領は、歴史的な演説の中で「核
  兵器を使った唯一の国として」「核兵器のない世界」を実現のために努
  力する「道義的責任」があることを明言しています。この言葉は、平和
  実現や核兵器廃絶のために立ち向かおうとする多くの世界の人々を勇気
  付けたものではないでしょうか。さて、平和実現とは戦争をなくすこと
  ですが、戦争をなくすために、私達にできるのはどのようなことでしょ
  うか。
   それは一人ひとりが「平和」に対する意識を高く持つことです。民族
  や肌の色の違いで差別せず、それぞれの宗教や文化を尊重し、そして何
  より相手を理解し、変わらない愛情を注ぐこと。
   そんな一人ひとりの意識が、世界中を平和へと導く第一歩となるでし
  ょう。
   戦争を経験した人々の深い悲しみを忘れることなく心に刻み、この平
  和を維持していくことを誓い、ここに宣言いたします。

              2009年 9月30日
               和歌山県立橋本高等学校2学年代表
                           岡崎七都満


 
平和を願う50字メッセージ



・A組  かけがえのない私達の笑顔が戦争によって失われない様に、平和を愛し、
争いのない世界を求めて一人一人動き出さなければならない。
・B組  平和、言葉にするのは簡単だけど実現させることは難しい。だからこそ、
私たちが実現させなければならない。
・C組  「自分は関係ない」じゃない。一人ひとりの平和を願う想いで、笑顔の
溢れる未来を世界中に届けたい。
・D組  現在の平和は多くの人々が失った尊い命の上に成り立っているという事に
感謝し、今、未来の平和を誓い合う時だ。!!
・E組  現在の平和は多くの犠牲者の上に成り立っていることを忘れてはいけな
い。散った命、そして次の世代の為に……。

終わりの挨拶
      
    
 
   私たち構高生は今、ここ沖縄の平和祈念堂で、ささやかな平和の祈りを
  ささげました。昔・沖縄であったつらい出来事、これからずっと大事に守
  っていかねばならない平和の事をより深く考えることができたと思います。
  これからも一人一人の努力で、ずっと平和が続くよう願って平和集会を閉
  会します。