登山競技とは

 本来、「登山」に「競技」はなじまないとのご意見もありますが、和歌山県高体連登山部では、1チーム4人とし、 安全登山のために必要な「体力」「技術」「知識」を次のような項目で審査しています。

1.体力
 
登山行動に必要なものを持ち、決められたコースを決められた時間内で歩く。
      (総体では、男子60kg以上の荷重・女子は幕営等に必要な荷物)
2.読図登山コース上に設けられたポイントを正確に地図に記録する。(現在地点の確認)
3.記録
 
地点名・所要時間・コースの概況・自然観察など後日の山行の参考にもなるように記録する。
4.装備登山に必要な装備を必要な量持っているかどうかをチェックする。
5.幕営制限時間内にテントを完成させる。
6.炊事衛生的に手際よく調理を行う。
7.気象気象通報をもとに正確な天気図を作成し、予報する。
8.計画書
 
メンバー、日程、食料計画、装備、医薬品、山域の事前研究など山行に必要な内容を事前に計画する。
9.知識救急法や山域の知識、登山の基礎知識などを確認する。
10.マナーチームの協調性や自然保護など全般的なマナーを見る。