透明骨格標本
「第一回透明標本実験」
・実験物
@ホルマリン(10%)につける。 ↓ [一晩] ↓ A皮を剥ぐ。内臓を取る。 ↓ B アルシアンブルーにつける。 (エタノール:氷酢酸=7:3) ↓ [つける時間帯をそれぞれ変えた。(10匹程度)] ↓ C魚が腐敗した。 |
・結果
失敗
・原因の推測
新鮮でない。
一度ボイルされている。
大きすぎるためホルマリンにつけきれていない。
・反省点
水溶液の消費が激しい。知識が浅いことから、初歩的なミスが多かった。
事前学習が必要。
「第二回透明標本実験」
・実験物
橋本川にて採集したメダカ、オイカワなど
・過程
@川に魚を捕りに行く。 ↓ Aホルマリン(10%)につける。 ↓ [一晩] ↓ B皮剥ぎ。内臓の取出し。 ↓ Cアルシアンブルーにつける。 (エタノール:氷酢酸=7:3) ↓ [3日間] ↓ DKOH(0.1mol/L)につける。 ↓ [染色物の色が薄くなるまで] ↓ Eアリザリンレッド(KOH 0.1mol/L)につける。 ↓ [溶液と色が同化するまで] ↓ FKOHとグリセリンの混合溶液につける。 ↓ [染色物が沈むまで] (KOH:グリセリン=3:1→1:1→1:3)の順に ↓ Gグリセリン原液につける。 ↓ [完成] |
・結果
成功したが改良の余地あり。(内臓が残っていて見た目が微妙。完全に透き通っていない。)
・反省点
内臓の取出しが完璧でない。頭の皮を剥いでないため透明化がきちんとされていない。
先生の協力が多々あった。生徒自身で魚の同定をしていない。
もっと慎重にそれぞれの過程を行う必要がある。
「第三回透明標本実験」
・実験物
紀ノ川にて採集したトウヨシノボリ、メダカなど
・過程(時間は前回と同じ)
@川に魚を捕りに行く。 ↓ Aホルマリン(10%)につける。 ↓ B皮剥ぎ。内臓の取出し。 ↓ Cアルシアンブルーにつける。 (エタノール:氷酢酸=7:3) ↓ DKOH(0.1mol/L)につける。 ↓ Eアリザリンレッド(KOH 0.1mol/L)につける。 ↓ FKOHとグリセリンの混合溶液につける。 (KOH:グリセリン=3:1→1:1→1:3)の順に ↓ Gグリセリン原液につける。 ↓ [完成] |
・結果
第二回より魚の形がよく、透明化がきれいにできた。
・反省点
内臓がきちんと取れていない。(取り方を変える必要がある)
Copyright (c) 橋本高等学校 科学部